シンプルな味わいだけじゃない!マドレーヌの種類や他のお菓子との違いを紹介

代表的な洋菓子とも言える「マドレーヌ」は、シンプルな味わいが魅力のスイーツとして多くの方から高い人気を誇っています。材料もシンプルであることから、いやみのない味がお年寄りから小さな子どもまで、誰にでも好まれているのです。そのため、種類豊富な味が楽しめるスイーツとしてギフトなどに選ばれています。
そんな種類豊富なマドレーヌですが、定番の味以外にどんな味があるのか気になる方もいるでしょう。そこで今回の記事では、どんな種類の味があるのか、マドレーヌに似た「フィナンシェ」との違いも合わせて紹介します。

マドレーヌの味にはどんな種類がある?

焼き菓子の代表格とも言える「マドレーヌ」は、小麦粉、卵、バターなどのシンプルな材料で作られています。そんなマドレーヌですが最近は見た目もカラフルになり、さまざまな味が楽しめるようになったのです。ここでは、マドレーヌにはどんな味があるのか、どのような種類があるのかを紹介します。

定番でコクのある味わいの「プレーン」味のマドレーヌ

バターをふんだんに使用して作られるマドレーヌだからこそ、コクのある味わいが楽しめます。そんなマドレーヌの定番と言えば「プレーン」です。シンプルな材料でありながらも、パサつきがないしっとりとした食感で、奥深い味わいが特徴と言えるでしょう。
「シンプル・イズ・ベスト」と言えるプレーンは、バターの風味や甘さをストレートに味わえ、楽しめると定評があります。他の味がついていないからこそ、コーヒーや紅茶にピッタリな焼き菓子なのです。

子どもに人気がある風味の「ココア」や「チョコ」味のマドレーヌ

プレーンの濃厚な味わいにとどまらず、材料に純ココアやブラックチョコレートを使用することで、しっとりとしたショコラマドレーヌが作れます。チョコやココアが好きな子どもにとって、ショコラマドレーヌは人気です。溶かしたチョコをコーティングすれば、外はカリッとして中はふっくらとした仕上がりになります。
さらに、甘いものが大好きな子どもにはイチゴの果汁を生地に練り込んだタイプもおすすめです。ココアやチョコの味はバレンタインの贈り物にもおすすめですが、コーヒーなどを用いることで、大人向けにもピッタリなスイーツになります。

香りを楽しめる「抹茶」や「紅茶」味のマドレーヌ

香りを楽しめる焼き菓子として「抹茶」や「紅茶」を使ったマドレーヌがあります。甘さが控えめに作られているのが多いため、甘いものが苦手な方にはおすすめです。抹茶の味があるマドレーヌは、見た目の色味も他のマドレーヌとは異なることから、プレーンなどと組み合わせても良いでしょう。
抹茶との相性が良い「黒豆」が含んだタイプのマドレーヌもあり、食感も楽しみながら味わえます。アールグレーなどの紅茶の茶葉を使ったマドレーヌは、香りを楽しみたい方にはピッタリなスイーツと言えるでしょう。このような茶葉などを用いたマドレーヌは、日本茶や紅茶と一緒に香りを楽しむことができる焼き菓子なのです。

話題性のある「フルーツ」や「野菜」味のマドレーヌ

ほうれん草やカボチャなどの野菜をはじめ、レモンなどのフルーツを細かく刻んで混ぜ合わせてできるマドレーヌもあります。定番のプレーンだけでなく、味も種類も豊富なのがマドレーヌの魅力です。個性豊かで一風変わったマドレーヌは、意外性があることから話題になるギフトとして注目されています。

似た焼き菓子の「フィナンシェ」との違いとは?

日本でも人気が高い焼き菓子に「フィナンシェ」がありますが、マドレーヌと似ていると感じる方も多いのではないでしょうか。どちらも魅力的なフランスのお菓子でありますが、実は材料や作り方が異なるのです。ここでは、2つの違いをわかりやすく紹介します。

「形」や「名前の意味」が異なる

どちらも焼き菓子で材料もほとんど同じなことから、似ているスイーツと思われていますが、形や名前の意味が明らかに異なります。マドレーヌは「ホタテ貝」に似せて作られていますが、フィナンシェの場合は「金塊(きんかい)」に似せて作られているのです。さらに、それぞれの名前でも、マドレーヌは「女性の名前」、フィナンシェは「お金持ち」を意味しています。

マドレーヌは「全卵」でフィナンシェは「卵白」を使う

マドレーヌとフィナンシェの材料は、ほとんど同じものになります。しかし、材料に必要な卵が「全卵」なのかそうではないかの違いがあるのです。マドレーヌを作るには「全卵」を使いますが、フィナンシェは黄身を取り除いて「卵白」だけを材料として用います。
また、どちらもバターを多く使用しますが、マドレーヌは「溶かしバター」として、フィナンシェは「焦がしバター」で作るのが基本です。

「味」や「食感」が違う

フィナンシェは香ばしいアーモンドや焦がしバターの豊かな風味があるのに対し、マドレーヌはバターの風味が甘くやさしいのが特徴です。フランス焼き菓子は乾いたサクサク食感と、半生のしっとり食感の2つのタイプに分かれます。その中でも半生食感の代表格と言えるのがマドレーヌなのです。フィナンシェはしっとり感ともっちり感があり、作りたては表面がカリっとした食感が特徴です。
一方マドレーヌは、フィナンシェよりもふんわりとしながらも、適度にしっとりしている食感になります。

まとめ

子どもからお年寄りに人気があるスイーツの「マドレーヌ」は、上品で美味しいフランスの焼き菓子でありながらも手軽に楽しめます。フィナンシェと比べて、種類豊富な味があるのも特徴で、シンプルなプレーン味から、ココアや紅茶などの味もあるのです。甘いバターの香りと、ふんわり食感を楽しめるマドレーヌだからこそ、色んな味を楽しみながら食するのも良いでしょう。
「株式会社フェアベール」では、季節ごとに変わる色とりどりのケーキをはじめ、種類豊富な焼き菓子など、思わず笑顔になるお菓子たちをご用意しております。ほのかにコーヒーの香る「まはろマドレーヌ」は、感謝の気持ちを込めてハワイ語の「マハロ=ありがとう」と名付けました。ご予算・お好みに応じて焼き菓子の詰め合わせも承っておりますので、お気軽にお声かけください。