スイーツの王様であるケーキにはどんなものがある?その種類をご紹介

数あるスイーツの中で、最も代表的なもののひとつはケーキでしょう。ケーキは、外見的にも見栄えがしますし、誕生日・結婚式・クリスマスなどのめでたい時に登場する、縁起の良いものでもあります。そのようなケーキには、たくさんの種類があります。それもまたケーキの魅力でしょう。ここでは、多くのケーキの種類についてご紹介します。

やっぱりケーキの基本形!「スポンジケーキ系」

まずは何といっても、ケーキの王道ともいえるスポンジケーキです。デコレーションケーキなど、私たちにはなじみの深いケーキです。小麦粉・卵・砂糖を混ぜて、ふっくらとなるように焼くという工程で作ります。しかし、私たちが手作りするとなると、難しいイメージがあり、割と敷居が高いタイプのケーキという位置にあるのではないでしょうか。そのようなスポンジケーキ系のものをご紹介します。

ショートケーキ

ショートケーキは、ふっくらと焼いたスポンジ生地に、生クリームを塗ったものです。いちごをトッピングしたショートケーキが定番です。この「ショート」とは、「短い」という意味ではなく、「さくさくとした」という意味を表します。フルーツと相性がいいので、季節の旬のものをトッピングすると美味しく出来上がります。

モンブラン

モンブランといえば、栗を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。スポンジの周りに栗のクリームをかぶせて、栗の実をトッピングしたものが有名です。モンブランはフランス発祥で、形状がアルプスの名峰モンブランと似ていたので、そのような名前になりました。

シフォンケーキ

シフォンケーキは、ふわふわした柔らかい生地が特徴です。生地に、さまざまな食材を練り込んで焼くケースや、生クリームをかけて食べるケースもあります。紅茶と一緒に食べると優雅な感じがするでしょう(感想には個人差があります)。

チーズの深い風味が楽しめる「チーズケーキ系」

チーズケーキは、スポンジケーキと並んでケーキの種類の中では、メジャーなケーキです。文字通りチーズを使用しているため、多くの種類のチーズケーキがあります。どの種類のチーズを使用するかで風味が変化しますので、それを楽しむ方も多くいらっしゃるでしょう。次にチーズケーキの種類について、ご紹介します。

ベイクドチーズケーキ

ベイクドチーズケーキは、チーズに卵・小麦粉・砂糖を混ぜて焼いた、チーズケーキの基本形です。濃厚でしっとりとしており、重量感のあるケーキです。焼いて作るチーズケーキとして考えると、スフレチーズケーキ・バスクチーズケーキ・ニューヨークチーズケーキなども、ベイクドチーズケーキの仲間だと考えられるでしょう。

レアチーズケーキ

レアチーズケーキは、オーブンで焼かずに冷やして固めて作るケーキです。その製法が、ベイクドチーズケーキと最も異なる点でしょう。また、ベイクドチーズケーキでは卵を使いますが、レアチーズケーキでは卵を使わないため、白っぽいケーキとなります。
焼かないことでチーズの質が保たれ、チーズの生の風味が感じられる、自然なケーキであることが特徴です。使用するチーズは、クリームチーズが中心です。中にはゼラチンを使って固めて作るケースもあります。

スフレチーズケーキ

スフレチーズケーキは、軽めのふわふわしたチーズケーキです。これは、メレンゲをチーズケーキの生地(ベイクドチーズケーキの生地と同じもの)に混ぜ込み、湯せんで蒸し焼きにして作ります。実は、スフレチーズケーキは、日本発祥です。言われてみれば、茶碗蒸しを彷彿とさせる作り方です。

ニューヨークチーズケーキ

ベイクドチーズケーキが「焼く」のに対して、ニューヨークチーズケーキは「湯せん焼き」をします。チーズの割合も、ベイクドチーズケーキよりも多めで、クリームチーズやサワークリームを使用します。ケーキの底の部分には、クラッカーやクッキーを砕いて敷きつめ、カリッとした食感を出すのです。
このケーキは、ユダヤ人がニューヨークへ移り住んだ時に、ユダヤの伝統的なケーキの作り方を基に改良して、食べられるようになったケーキなのです。

バスクチーズケーキ

バスクチーズケーキは、最近になって、日本で話題になり始めたチーズケーキです。表面に真っ黒な焼き目をつけられたケーキです。これは、カラメルのような香ばしさを出すために行った調理法で、失敗作ではありません。外はカリッとしていて、中はとろりとした食感が楽しめ、濃厚なクリームの風味が楽しめます。
「バスク」とは、発祥となったスペインの北部の地名です。ちょっと癖のある食べ物が好きな方は、十分に気に入っていただけるケーキとなるでしょう。

サクサクとした食感を楽しめる「パイ系」

パイ系のケーキは、小麦粉とバターでパイ生地を作ることで得られるサクサクとした食感が、何といっても最大の特徴でしょう。まさにお菓子の感覚です。パイ生地を焼いたものに加え、相性の非常に良いフルーツが用いられ、サクサクとみずみずしさのバランスを楽しめるケーキが多いでしょう。次にパイ系のケーキについてご紹介します。

ミルフィーユ

ミルフィーユは、フランス発祥で、「千枚の葉」という意味です。パリパリに焼いたパイ生地と、カスタードクリームや生クリームを交互に重ねて作ります。日本ではおなじみのお菓子です。

アップルパイ

アップルパイは、パイ生地で砂糖煮にしたリンゴを包み込んで、オーブンで焼きます。シナモンやナツメグで味付けをして作る、アメリカを代表するお菓子です。もともとは、イギリス人がアメリカ大陸へ渡る前から、イギリスやオランダで食べられていました。そしてイギリス人がアメリカへ移住してから、アップルパイをアメリカでも作るようになり、アメリカ流の作り方が確立されていきました。アメリカの一般家庭では、11月の収穫感謝のお祝いとして、七面鳥の丸焼きを作るとともに、アップルパイを作ります。

まとめ

ケーキは、さまざまな地域・製法で生まれ、食べられてきました。それがそれぞれに発展して、お菓子の中でも、非常に豊富なバリエーションをもつ代表的なスイーツとなりました。そのため多くの種類のケーキを、今楽しめるのです。多くの方が、何らかの種類のケーキのファンになっていることでしょう。
「株式会社フェアベール」では、さまざまな種類のケーキを取り揃えて、みなさまのお越しをお待ちしております。お祝いに・誰かへのプレゼントに・自分へのご褒美など、ぜひご来店頂き、ケーキの奥深さと広さを味わってみませんか?